法人カード設立1年未満・設立直後のおすすめ!いつから作れる?クレジットカード審査落ちた理由

「法人カードの審査に落ちたのは何が原因?」

「設立1年未満でも作れる法人カードはあるの?」

会社設立間もない場合、このように法人カードを作るのは難しいと考える方や法人カードの選び方に迷う方も多いでしょう。結論から言えば、設立1年未満でもカードは作れます。また、審査に落ちた場合も対処法があります。

今回本記事では、設立1年未満でも作れる法人カードの特徴や選び方を解説します。

おすすめの法人カードも紹介しますので、利用を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

設立1年未満・設立直後が原因?法人カード審査に落ちたよくある理由

法人カードの審査に落ちても、その理由は教えてもらえません。理由がわからなければ対処法もわからず、困りますね。

法人カードの審査に落ちる理由は、以下のようなものが考えられます。当てはまるものがないか確認してみてください。

  • 代表者の信用情報に問題がある
  • 設立直後は審査に影響しやすい
  • 赤字決算

代表者の信用情報に問題がある

法人カードの発行審査では、代表者の信用情報も審査の対象となります。

法人カードを発行するためには、支払い能力を示す必要があります。特に設立間もない企業は実績がなく、判断材料が少ないため代表者の信用情報は必須の審査項目です。

代表者に支払いの遅延や滞納などがあり、信用情報に問題がある場合は、審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。

設立直後は審査に影響しやすい

法人カードの審査では、設立年数も審査対象となる場合があります。というのも、設立直後の企業は、経営が安定していないことが多いからです。

カード会社も貸し倒れリスクを避けるため、設立1年未満だと審査に通りづらい傾向にあります。

経営実績や財務状況を重視する法人カードでは、「3年以上の設立年数」「2年以上の決算期を迎えていること」を審査通過の目安としているカード会社も少なくありません。

経営状況に関係なく、設立年数だけで審査落ちするケースもあるため、設立直後は経営に問題がなくても審査に影響する場合があることを覚えておきましょう。

赤字決算

法人カードは、赤字決算の場合も、審査通過は難しいでしょう。

業績不振の企業にクレジットカードを発行すると、カード会社は「代金を回収できない」という大きなリスクを背負うことになるからです。

クレジットカードの審査では、利用者の支払い能力が最も重視されます。赤字決算であれば、支払い能力がないと判断される傾向が強まるでしょう。

設立1年未満でも作れる法人クレジットカードの特徴・選び方

設立年数が短いと法人カードの審査に通らないのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。

しかし、設立年数を重視しないクレジットカード会社を選べば、設立1年未満でも十分審査通過の可能性があります。

ここからは設立1年未満でも作れる法人カードの特徴と選び方を紹介します。

  • スタートアップ企業向けの法人カード
  • 代表者の本人確認書類だけで申し込める法人カード
  • デポジット型クレジットカード(デビットカード)

スタートアップ企業向けの法人カード

設立1年未満の場合は、スタートアップ企業向けの法人カードに申し込みましょう。このようなカードなら審査において設立年数は重視されません。

例えば、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、申し込みの際に設立年数を問われません。

このようなカードを選べば、設立1年未満であっても、審査に通る可能性は十分にあると考えられます。

代表者の本人確認書類だけで申し込める法人カード

法人カードの申し込みには、設立年数や経営状況を確認するために登記簿謄本や決算書類などの提出を求めるのが一般的です。

しかし、申し込みの際の提出書類が代表者の本人確認書類だけの法人カードもあります。設立年数が浅い場合は、提出書類の少ないカードを選びましょう。

代表者の本人確認書類だけで申し込める法人カードであれば、代表者個人の信用情報が重視され、設立年数は問われないと考えられます。

デポジット型のクレジットカード(デビットカード)

法人カードの審査に自信がない方は、デポジット型クレジットカードやデビットカードを検討しましょう。

デポジット型クレジットカードは、カード会社に「保証金」として一定のお金を預けて発行するカードです。

預けた保証金が利用限度額となり、未払いが発生した場合は保証金から支払います。

デポジット型クレジットカードならカード会社の貸し倒れのリスクが少ないため、通常の法人カードよりも審査が厳しくありません。

またデビットカードは、支払いと同時に銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。

デビットカードは、クレジットカードと同じようにVisa、Mastercardなどの国際ブランドが付帯している場合が多いため、通常のクレジットカードと同じように利用できます。

ただし、銀行口座の残高の範囲内での利用となりますので注意しましょう。

銀行口座から即時引き落としされ、貸し倒れの心配がないデビットカードは原則審査なしで作れます。何らかの理由で審査に通る自信のない方におすすめです。

例えば次項で紹介するGMOあおぞらネット銀行なら法人専用のデビットカードを提供しています。

設立1年未満、法人カードの審査に落ちたらGMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、法人向けにさまざまな機能を備えたネット銀行です。

法人カードの審査に落ちた方でも利用できるデビットカードの発行ができたり、振込手数料が安かったりといった魅力があります。

これから法人口座を開設しようとお考えの方は、ぜひGMOあおぞらネット銀行の口座開設を検討してみてください。

ここからはGMOあおぞらネット銀行のデビットカードの魅力をお伝えします。

  • 審査なしで発行可能
  • 業界最高水準の還元率
  • 利用限度額が高額

審査なしで発行可能

GMOあおぞらネット銀行は、1口座に対して1枚のデビットカードを発行できます。

デビットカードは利用時に銀行口座から即時引き落としされるタイプのカードですので、審査がありません。

法人カードの審査に落ちた方でも、クレジットカードの1回払いの感覚で利用できますから、経理処理も楽になるでしょう。

業界最高水準の還元率

GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは、毎月利用金額の1.0%がキャッシュバックされます。

ポイントではなく現金で還元されるので、有効期限や交換の手間がなく大変便利です。

キャッシュバック率は一部異なる利用先がありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。

利用限度額が高額

デビットカードは口座瞬時引き落としとなるため貸し倒れリスクがありません。

GMOあおぞらネット銀行のデビットカードであれば、1日の利用額はVISAで500万円、Mastercardで1,000万円までの範囲で利用限度額を設定できます。

残高以上の支払いはできませんが、残高があれば大きな金額の支払いにも対応できます。ポイントが還元されるので、デビットカードを利用した方がお得になるでしょう。

また、追加カードを作った場合、カードごとに利用限度額を設定できるのもメリットです。

役員や社員にカードを持たせた場合、不正利用や無駄な経費が気になるでしょう。カードごとに利用限度額を設定できるので、そのような心配もなくなります。

年会費無料
発行方法キャッシュカードに自動付帯(希望した場合のみ)
発行枚数最大20枚

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設立1年未満でも通過しやすい法人カード

設立1年未満である場合でも審査に通過しやすいおすすめの法人カードは、以下の3枚です。

  • アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)
  • アメリカン・エキスプレス(ビジネス・ゴールド)
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)

出典:アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)は、法人や個人事業主を対象に発行されるクレジットカードです。

申し込み条件は「20歳以上の法人代表者または個人事業主」となっていますので、設立間もない場合でも申し込みが可能です。

しかもアメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)は一般カードの位置づけであり、ゴールドやプラチナほど審査は厳しくないと言われています。設立1年未満であっても入会しやすいでしょう。

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)は、一般カードとはいえビジネス関連の特典が豊富ですので使い方次第で年会費以上の特典を受けられるのも特徴です。

  • 旅行傷害保険最高5,000万円
  • 国内外29の空港の空港ラウンジを利用できる
  • 仕入れ決済や経費の支払いでポイントが貯まる
  • 貯まったポイントはマイルやビジネスで活用できるアイテムに交換できる
  • ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」を年会費無料で利用できる
年会費13,200円
基本還元率0.5%~
国際ブランドAMEX
追加カード年会費6,600円
ETCカード年会費550円

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・グリーン)はこちらから

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・ゴールド)

出典:アメリカン・エキスプレス(ビジネス・ゴールド)

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・ゴールド)は、法人や個人事業主を対象としたゴールドランクのクレジットカードです。

申し込み条件は「20歳以上の法人代表者または個人事業主」となっています。設立年数に関係なく申し込みが可能です。

アメリカン・エキスプレスの審査は、過去よりも現状が重視される傾向があります。信用情報に傷があったとしても現状の支払いに問題がなければ審査に通る可能性は十分にあるでしょう。

アメリカン・エキスプレス(ビズネス・ゴールド)には、以下のような特徴、特典があります。

  • 利用限度額に一律の制限なし
  • 旅行傷害保険最高1億円
  • 全国約200店舗のレストランで所定コース料理を2名以上での利用で1名分無料
  • 全国300ヶ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースの自由席を最大10%オフで利用可能(通常月額料金15,258円)
  • 国内外29の空港の空港ラウンジを利用できる
年会費36,300円
基本還元率0.5%~
国際ブランドAMEX
追加カード年会費13,200円
ETCカード年会費550円

アメリカン・エキスプレス(ビジネス・ゴールド)はこちらから

三井住友カード ビジネスオーナーズ

出典:三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズは、法人代表者や副業、フリーランスを含む個人事業主の方向けのクレジットカードです。

申し込みの際に登記簿謄本や決算書の提出は必要ありません。そのため、設立年数は重視されないと考えられます。

三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費無料にもかかわらずさまざまなビジネスシーンに対応する特典・サービスが付帯しているのが魅力です。

  • 海外旅行傷害保険最高2,000万円
  • ETCカード年会費無料
  • 割引料金で利用できる福利厚生代行サービス
  • 請求書支払い代行サービス
年会費永年無料
基本還元率0.5%
国際ブランドVISA/Mastercard
追加カード年会費無料
ETCカード年会費無料

三井住友カード ビジネスオーナーズはこちらから

まとめ

設立1年未満でも作れる法人カードについて紹介しました。

法人カードを作ることで、経費の管理が楽になりコストや時間の節約にもなります。

設立1年未満であれば、設立年数を重視しない法人カードを選ぶことが大切です。また、代表者の信用情報に問題がないように支払いの遅延や滞納がないようにしておきましょう。

法人カードの審査に落ちた方は、クレジットカードのように利用できるデビットカードの利用をぜひ検討してみてください。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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