ファクタリングは請求書のみで利用可能?個人事業主、フリーランスなど。請求書ファクタリング

「請求書のみでファクタリングを利用できる?」

「必要書類が少ない業者はある?」

資金調達に便利なファクタリングを、請求書のみや少ない提出書類で手間なく利用できたら嬉しいですよね。

結論からお伝えすると、ファクタリングは基本的に請求書のみでは契約できませんが、必要書類の少ない会社はあります。

本記事では、請求書のみでファクタリングを利用できるケースや必要書類の例、必要書類が少ない・初回取引におすすめのファクタリング会社を紹介します。

ぜひ本記事を参考に、少ない提出書類でスムーズに資金を調達してみてください。

【必要書類が少ないファクタリング業者】

ファクタリング業者手数料買取可能額
QuQuMo1%〜14.8%制限なし
アクティブサポート2%~14.8%原則300万円
トップ・マネジメント1.5%〜12.5%30万円~3億円

【個人事業主・フリーランス向け】

ファクタリング業者手数料買取可能額
ペイトナーファクタリング10%初回:1万円~25万円(最大100万円)
FREENANCE3%~10%制限なし
ラボル10%1万円~

【ファクタリング】請求書のみでは基本的に契約できない。個人事業主など。請求書ファクタリング

ファクタリングは基本的に請求書のみでは契約できません。請求書のほかにも、ファクタリング会社が求める書類を提出する必要があります。

ファクタリング契約には原則として償還請求権がないため、審査を慎重に行わなければファクタリング会社が資金回収できない可能性が上がってしまいます。

※償還請求権とは
債務者から金銭債権が支払われなかった場合に、支払いを要求できる法律上の権利

そのため、請求書のみで審査するファクタリング会社はほぼなく、本人確認書類や通帳などの提出を求められるのが一般的です。

ファクタリング会社によって必要書類は異なりますが、請求書のほかにも準備しなければいけない書類があると覚えておきましょう。

【請求書ファクタリング】必要書類が少ない!審査甘い業者を探している人におすすめの3選

必要書類が少なければ準備の手間が省けます。忙しい事業者にとって、必要書類の数は気になるところでしょう。

ここでは、必要書類が少ない2社間・3社間ファクタリングを扱っている3つのファクタリング会社を紹介します。

  • QuQuMo
  • アクティブサポート
  • トップ・マネジメント
ファクタリング業者手数料買取可能額
QuQuMo1%〜14.8%制限なし
アクティブサポート2%~14.8%原則300万円
トップ・マネジメント1.5%〜12.5%30万円~3億円
※2社間ファクタリング
「サービス利用者」と「ファクタリング会社」の間で契約を締結するファクタリングのこと。売掛先の承諾を得る必要がないため、ファクタリングの利用を知られる心配もなく、スピーディーな資金化が可能。

※3社間ファクタリング
依頼した事業者が売掛金を事前に受け取ったあと、売掛金の支払いに関する手続きを取引先とファクタリング会社が直接やりとりする方法。売掛先から直接返済してもらう仕組みで、売掛金の未回収のリスクが低いこともあり審査通過率が高い傾向にある。

①QuQuMo

QuQuMoは最短2時間で入金してくれるので、スピード重視の人におすすめです。必要書類は請求書と通帳の2つとされており、手間なくファクタリングを利用できます。

2社間ファクタリングを行っているため、取引先に知られる心配もありません。

売掛金さえあれば誰でも申し込めますし、専用のフォームで必要書類を提出すればオンラインでの取引が可能です。

手数料1%〜14.8%
買取可能額制限なし
必要書類請求書、通帳
利用対象者個人事業主・フリーランス・法人
入金スピード最短2時間

【QuQuMoはこちら】

②アクティブサポート

アクティブサポートは、取引先から債権譲渡の同意を得る3社間ファクタリングが可能です。債権額が90〜300万円の場合、条件によっては即日で取引締結できます。

税金滞納、赤字決算、法人設立直後などで信用力に不安があり、事業資金に関する悩みがある場合でも柔軟に対応してくれるので、他社で断られた人におすすめです。

手数料2%~14.8%
買取可能額原則300万円
必要書類請求書、通帳のコピー
利用対象者個人事業主・法人
入金スピード最短即日

【アクティブサポートはこちら】

③トップ・マネジメント

トップ・マネジメントは、30万円〜3億円までなら最短即日入金が可能です。法人相手の売掛金があれば個人事業主でも利用できます。

業界最多のファクタリングサービスメニューが提供されているため、最適なプランを見つけられるでしょう。

<ファクタリングサービスメニューの例>

  • 2社間・3社間ファクタリング
  • ペイブリッジ:広告・IT企業専門の資金調達サービス
  • 電ファク:専用のバーチャル口座を使用する2.5社間ファクタリング
  • ゼロファク:助成金の受給のサポートも行う、資金調達におけるデメリットを限りなくゼロに近づけたサービス

本人確認書類、請求書、昨年度の決算書、直近7ヶ月の入出金明細書の提出が必要になるので、利用を検討している人は準備しておくといいでしょう。

手数料0.5%〜12.5%
買取可能額30万円~3億円
必要書類本人確認書類、請求書、昨年度の決算書、直近7ヶ月の入出金明細書
利用対象者個人事業主・法人
入金スピード最短即日

【トップ・マネジメントはこちら】

必要書類の例をフリーランス・個人事業主と法人別に解説

必要書類のなかでも、以下の3つは共通して提出が必要なケースが多いので、準備しておくと良いでしょう。

  • 請求書
  • 通帳のコピー
  • 身分証

ほかにも、印鑑証明書や納税証明書が必要になるケースがあります。

ファクタリングの審査では、売掛先との取引状況や取引金額について細かくチェックされます。そのため、取引状況が分かる資料の提示を求められる場合がほとんどです。

ファクタリング会社によって必要書類が異なるだけでなく、追加で提出を求められるケースもあります。

「請求書・通帳・身分証」は、いずれもどこに保管しているかを把握しておくと安心です。

必要書類の例:フリーランス・個人事業主の場合

共通の必要書類以外に、フリーランス・個人事業主が求められる場合が多い書類は以下の通りです。

  • 取引を示すエビデンス
  • 本査定申込書
  • 売掛金証明書
  • 確定申告書

売掛金証明書の代表的なものは請求書ですが、そのほかにも発注書や納品書、基本契約書などが必要になる場合があります。

いずれも、取引内容・請求金額・支払期日など、売掛債権の実在を証明するための書類です。

また、売掛金の存在に加え、売上規模が確認できる確定申告は、額面金額に対して調達希望額の妥当性を判断するために用いられます。

必要書類の例:法人の場合

共通の必要書類以外に、法人が求められる場合が多い必要書類は以下の通りです。

  • 決算書
  • 登記簿謄本

決算書はフリーランスや個人事業主と同様に、売上規模や調達希望額の妥当性をチェックするために用いられます。

また、登記簿謄本は法人の身分証明書のような書類です。法務局の窓口か郵送、オンラインにて取得できます。

請求書のみでファクタリングを契約できるケース

請求書のみでファクタリングの利用を認められるケースが稀に存在します。例えば、以下のような場合です。

  • 同じファクタリング会社を継続的に利用し、ファクタリング会社から信頼を得ている
  • 同じ取引先の売掛債権を続けて利用している

上記のケースでは、取引先や買い取る債権の信用力をすでに把握できていると判断されたと考えられます。

しかし、請求書のみでの利用が認められても「直近の利用から3ヶ月以内」など細かな条件が設けられる場合が多いため、気を付けましょう。

請求書なしや個人通帳なしの場合は契約可能?

請求書なしや個人通帳なしでも契約可能なファクタリング会社はあります。

例えば、ペイトナーファクタリングは初回のみ本人確認書類を提出すれば、以降は請求書のみでファクタリングを利用できます。

しかし、ペイトナーファクタリングが珍しいだけであり、実際には事業に関係する個人通帳の提出が求められる場合が多いと覚えておきましょう。

なお、事業に関係のない個人通帳なら提出の必要はありません。ちなみに、ファクタリング会社は請求書や個人通帳から以下の3点を確認しています。

  • 取引先との関係
  • 売掛金が存在するか
  • 取引先の支払い能力

そのため、請求書なしや個人通帳なしの場合でも、上記が確認できる別の書類が必要になる可能性もあります。

【請求書ファクタリング】フリーランス・個人事業主に!初回取引にもおすすめ3選

ここでは、フリーランスや個人事業主に特化した業者を3つ紹介します。

通帳なしで利用できるところや、ファクタリング以外の保険サービスを提供している業者もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ペイトナーファクタリング
  • FREENANCE
  • ラボル
ファクタリング業者手数料買取可能額
ペイトナーファクタリング10%初回:1万円~25万円(最大100万円)
FREENANCE3%~10%制限なし
ラボル10%1万円~

①ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、営業時間内(10時〜19時)の審査なら最短10分で完了し、着金まで最短30分なので、スピード重視の人におすすめです。

支払期日まで70日以内の請求書があれば、個人通帳なしで利用できます(※)。

freeeの連携情報と、初回のみ本人確認書類の提出が必要になるため、注意が必要です。

手数料10%
買取可能額初回:1万円~25万円(最大100万円)
必要書類請求書(※)
入金スピード最短30分

※取引先へ発行済みのものに限ります。

【ペイトナーファクタリングはこちら】

②FREENANCE

FREENANCEは、クライアントに提出済みの請求書をアップロードし、必要事項を入力すれば、即日払いにも対応してくれます。

ファクタリング以外にも、安心して活動するのに役立つサービス「損害賠償保険」や「所得保障保険」などを多数提供しています。

即日払いに申し込むための会員登録に2時間ほどかかるので、利用を検討中であれば先に無料登録しておくといいでしょう。

手数料3%~10%
買取可能額制限なし
必要書類請求書、取引先のエビデンス資料
入金スピード最短30分

【FREENANCEはこちら】

③ラボル

ラボルは、24時間365日・即時振込対応が強みのファクタリング会社です。独立直後や新規取引先でも業種・職種問わず申込みを可能としており、最短60分で着金できます。

また、1万円〜と必要な金額のみを資金調達できるため、ファクタリングを少額で申し込みたい人におすすめです。

手数料10%
買取可能額1万円~
必要書類請求書、エビデンス資料
入金スピード最短60分

【ラボルはこちら】

まとめ

ファクタリングは基本的に請求書のみで利用できません。売掛先への信頼度などで利用できるケースもありますが、万が一のために請求書のほかにも書類を用意しておくと安心です。

個人事業主・フリーランスと法人それぞれの主な提出書類の例は、以下の通りです。

フリーランス・個人事業主法人
請求書
通帳のコピー
身分証
取引を示すエビデンス
本査定申込書
売掛金証明書
確定申告書
決算書登記簿謄本

必要書類が少ないファクタリング会社や個人事業主・フリーランス向けのファクタリング会社もあるので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

【必要書類が少ないファクタリング会社】

ファクタリング業者手数料買取可能額
QuQuMo1%〜14.8%制限なし
アクティブサポート2%~14.8%原則300万円
トップ・マネジメント1.5%〜12.5%30万円~3億円

【個人事業主・フリーランス向け】

ファクタリング業者手数料買取可能額
ペイトナーファクタリング10%初回:1万円~25万円(最大100万円)
FREENANCE3%~10%制限なし
ラボル10%1万円~

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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