ファクタリングの120日サイトとは?アプリや初回取引割引、即日入金など

「ファクタリングの支払いサイトとは何なのか?」

「支払いサイトは短いほうが有利?」

このように悩んでいませんか。支払いサイトを理解し、コストを抑えて事業資金を調達したいですよね。

そこで本記事では、ファクタリングの支払いサイトについて解説したのち、おすすめの業者やサービスを紹介します。

アプリ・メール対応可能や初回取引の割引、AI審査を実施するおすすめのファクタリング業者を紹介するので、自社に適したサービスを探している事業者はぜひご覧ください。

ファクタリングの支払いサイトとは?120日サイトの売掛金は買取対象?

支払いサイトとは、取引の締日から売掛金が入金されるまでの期間を指します。

120日サイトの売掛債権もファクタリングの買取対象です。ただ、支払いサイトが長い売掛債権は売掛金の未回収リスクから、手数料が高めに設定されている場合があります。

未回収リスクとして想定されるのは、約4か月の期間中に売掛先の経営が傾く恐れや国内外の経済状況などです。

また、下請法に該当する取引では、代金の支払期日は成果物を受領してから60日以内と定められており、違反している親事業者には勧告・指導が実施されます(※)。

さらに、経済産業省は2024年11月1日から、60日サイトを超える約束手形やファクタリングなどの一括決済方式による支払いは、行政指導の対象となりえると発表しました。

下請法対象外の取引でも支払期日を60日以内に短縮し、現金を利用するよう周知・要請していくため、そもそも120日サイトの売掛債権は発行されなくなる可能性があります。

※下請法の対象は、取引内容と事業者の資本金から決められています。

支払いサイトを短縮!おすすめファクタリング業者:アプリ・メール対応

ファクタリングでは、売掛金の入金までの支払いサイトを短縮できます。アプリやメールを利用できるファクタリングなら、スマホから簡単に売掛債権を売却できるでしょう。

アプリ・メールに対応した、おすすめのファクタリング業者・サービスを3種類紹介します。

  • FinFinファクタリング
  • FACNET(ファクネット)
  • ビートレーディング

①FinFinファクタリング

FinFinファクタリングは、会計バンクとGMOクリエイターズネットワークが運営するサービスです。

利用には「スマホインボイスFinFin」をダウンロードし、ファクタリングに申し込む請求書をパソコンやスマホから指定します。

フリーランスや個人事業主を対象にしており、1万円の請求書から買取が可能です。

入金までの期間は公表していませんが、公式サイトには申込の翌日に着金した口コミが掲載されているため、スピーディーな資金調達が期待できます。

請求書を提出してから支払期日が105日以内の売掛債権なら売却できるので、約3か月先の入金を待たず、事業に利用できるでしょう。

手数料相場3〜10%
利用可能額1万〜
ファクタリング形式2社間
入金までの期間記載なし
個人事業主
オンライン完結

FinFinファクタリングはこちら

②FACNET(ファクネット)

FACNETは、審査通過率が90%以上のファクタリングサービスです。請求書はスマホのカメラを使って撮影したのち、提出します。

2社間と3社間のファクタリング形式に対応しており、買取可能額は最大5,000万円と高額です。

取引先の信頼性と売掛債権の価値から査定するため、赤字決算や税金・社会保険料の滞納がある法人も利用できます。

また、創業から間もなくても、売掛金が発生していれば利用できるのもメリットです。ただ、売掛先が個人経営の場合は利用できないので、ご注意ください。

手数料相場2.0%〜
利用可能額最大5,000万円
ファクタリング形式2社間、3社間
入金までの期間最短即日(※)
個人事業主不可
オンライン完結

※申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

FACNET(ファクネット)はこちら

③ビートレーディング

ビートレーディングは、入金まで最短2時間のファクタリング業者です。受付や書類の提出はWeb・電話・LINEに対応しています。

また、累計の取扱高は1,300億円を超えており、利用した事業者は5万8,000社以上。実績のあるファクタリング業者に依頼したい事業者に、うってつけでしょう。

取引形態は、2社間と3社間を扱っています。3社間ファクタリングなら2〜9%と低めの手数料相場なのも魅力です。

2024年5月時点、拠点は東京都や大阪府、福岡県など、全国5か所にあります。

手続きはWebだけでなく、対面や訪問にも対応しているので、事業者の都合にあう手段を選択できるでしょう。

手数料相場2社間:4〜12%3社間:2〜9%
利用可能額無制限
ファクタリング形式2社間、3社間
入金までの期間最短即日(※)
個人事業主
オンライン完結

※申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

ビートレーディングはこちら

支払いサイトを短縮!おすすめファクタリング業者:初回取引・新規ならお得

初回取引や新規利用に割引・キャンペーンが適用されるファクタリング業者なら、コストを削減できます。

初回利用におすすめのファクタリング業者・サービスは、以下のとおりです。

  • フリーナンス
  • No.1
  • アクセルファクター

①フリーナンス

フリーナンスの「即日払い」は、初回利用手数料から50%キャッシュバックされるファクタリングサービスです。

キャンペーンの終了日は告知されていないため、早めの申込をおすすめします。

フリーナンスの即日払いを利用するには会員登録が必要となっており、プランはフリー・レギュラー・プレミアムの3種類。

月額料金が発生しないフリープランでも、最高5,000万円の事故補償が備わっています

即日払いの審査は最短30分とスピーディーではあるものの、フリーナンスの会員登録には2時間程度の時間が必要です。

審査完了が11時30分を過ぎると振込は翌営業日以降の対応になるので、即日の入金を希望する事業者は、朝のうちに手続きを進めましょう。

手数料相場3%〜10%
利用可能額1万円〜
ファクタリング形式2社間
入金までの期間最短即日(※)
個人事業主
オンライン完結

※申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

フリーナンスはこちら

②No.1

No.1は、初回の買取手数料が50%割引のファクタリング業者です。または、高額買取保証のいずれかを選択できます。

買取可能金額は20万〜5,000万円と間口が広く、審査通過率は2024年1月時点90%以上です。

また、5,000万円以上の売掛債権も買取を相談できますし、個人事業主は10万円分の請求書から売却できますから、幅広い業種の資金調達を支援してくれるでしょう。

ちなみに、法人と個人事業主は審査時間に違いがあるものの、最短即日に振込が可能です。

手数料相場1〜15%
利用可能額10万〜5,000万円(※1)
ファクタリング形式2社間、3社間
入金までの期間最短即日(※2)
個人事業主
オンライン完結

※1:法人は20万〜5,000万円です。
※2:申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

No.1はこちら

個人事業主向けのNo.1はこちら

③アクセルファクター

アクセルファクターは、初回に早期申込割引を利用できるファクタリング業者です。申込日から入金日までが30日以上なら1%、60日以上なら2%の手数料が割引されます。

年間の相談件数は、1万5,000件を誇っている実績のある業者です。多くの事業者は手続き前に面談を実施していないため、申込者のうち5割以上は即日に振り込まれます。

至急資金が必要なら、平日10時〜19時まで受け付けている電話申込がスピーディーです。

手続きはWebや郵送、出張にも対応しているため、アクセルファクターに来店しなくても資金を調達できます。

手数料相場2%〜
利用可能額30万円〜
ファクタリング形式2社間、3社間
入金までの期間最短即日(※)
個人事業主
オンライン完結

※申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

アクセルファクターはこちら

支払いサイトを短縮!おすすめファクタリング業者:AI審査で即日OK!評判高い

AIが審査を実施するファクタリングは確実性の高い売掛債権を見極めて買い取るため、スピーディーな資金調達がかなうでしょう。

AI審査を実施するおすすめのファクタリングサービスを2種類紹介します。

  • PayToday
  • ペイトナーファクタリング

①PayToday

PayTodayは、AIによるオンライン審査結果が最短15分で通知されるファクタリングサービスです。申込から最短30分で着金します。

上限手数料は9.5%なので、コストを抑えた資金調達を希望する事業者にうってつけです。

なお、必要に応じて電話面談を実施するケースがあるほか、対面形式の手続きを希望するときは出張費と3万円の事務手数料が発生します。

費用を減らしたい事業者は、非対面の手続きを利用しましょう。

手数料相場1〜9.5%
利用可能額10万〜
ファクタリング形式2社間
入金までの期間最短即日(※)
個人事業主
オンライン完結

※申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

PayTodayはこちら

②ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、AI審査によって最短10分で着金するサービスです。事業計画書類なども必要ありません。

また、一律10%とわかりやすい手数料も魅力です。初回は最大25万円分の売掛債権を売却でき、取引実績に応じて最大100万円まで利用可能額が拡大します。

初回は公式LINEから配布されるクーポンを利用すると手数料が5,000円割引されるので、早速登録のうえ申し込んでみましょう。

手数料相場一律10%
利用可能額最大100万円(※1)
ファクタリング形式2社間
入金までの期間最短即日(※2)
個人事業主
オンライン完結

※1:初回の申請可能額は25万円です。
※2:申込の時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

ペイトナーファクタリングはこちら

まとめ

支払いサイトとは、取引の締日から売掛金が入金されるまでの期間を指します。

120日サイトの売掛債権も売却が可能ではあるものの、未回収リスクから手数料が高めに設定される傾向です。

とはいえ、従業員や仕入れ先などの支払いに至急資金が必要なら、ファクタリングを検討してみてください。

本記事で紹介したおすすめのファクタリング業者・サービスは、以下のとおりです。

ファクタリングの手数料を削減するなら、初回取引に割引が適用される業者や3社間の形態を選択してみてください。

また、支払いサイトが短い売掛債権を売却すれば未回収リスクが低くなるため、不要なコストを抑えて資金を調達できるでしょう。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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