楽天カードの5つデメリット!口コミ、他におすすめなカード、メリットを紹介

クレジットカードの中でもポイント還元率が高く人気の楽天カード。メリットが多く魅力的に見えますがいくつかデメリットもあります。
カードを作った後に公開しないためにも、デメリットは理解しておきたいですよね。この記事では楽天カードのデメリットを実際のユーザーの口コミとともに紹介していきます。

楽天カードの5つのデメリット

楽天カードはメリットも多く、トップクラスの人気を誇るクレジットカードですが、知っておかないと後悔するかもしてないデメリットもあります。ここでは5つのデメリットを詳しく解説します。

キャンペーンで貯まるポイントは期間限定

楽天カードのポイントを効率的に貯めるためには「期間限定キャンペーン」が有効です。しかし、期間限定キャンペーンで貯まる「期間限定ポイント」は、通常のポイントとは有効期限が異なります。期間内に使わなければならず、その期限もキャンペーンごとでバラバラなので注意が必要です。

▼期間限定ポイントの失効した人の声

期間限定キャンペーンには、楽天市場の対象ショップのポイント還元率が+10%など非常に高い還元率のキャンペーンがあります。キャンペーンを上手に活用してお得にポイントを貯めて、失効前に使いきりたいですね。

公共料金支払いは還元率0.2%

楽天カードで通常100円につき1ポイントが貯まりますが、各種公共料金の支払いの場合、還元率が大幅に下がり、500円に1ポイント(0.2%)となります。

還元率が0.2%各種公共料金は以下です。

  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • 国民年金の保険料
  • 各種税金
    • 自動車税
    • 法人税
    • 住民税
    • 源泉所得税
    • 固定資産税

コンタクトセンターが有料でつながりにくい

楽天カードで問い合わせる場合は、AIのチャット、通話料無料の自動音声専用ダイヤル、会員専用の楽天e-NAVIサービスからのメール問い合わせは無料ですが、オペレーターと直接通話するコンタクトセンターにはフリーダイアルがないため、有料です。

電話窓口が有料で困った人の口コミ

また、コンタクトセンターは電話につながりにくいという以下のような口コミも多数見られました。さらに、待ち時間も電話料金がかかり混雑具合によっては高額な電話料金になってしまうことも懸念されます。

電話受付の待ち時間にも課金されることを懸念する声

楽天以外の電子マネーのチャージは還元されない

楽天カードは、楽天ペイアプリやEdyなどではポイントが還元されますが、nanaco、モバイルPASMOなどの電子マネーにチャージする場合、ポイント還元の対象外となります。

メインの支払方法がキャッシュレス決済の方は、キャッシュレス決済へのチャージでポイントが貯まるカードも検討しましょう。

ETC年会費が550円

楽天カードにETCをつける場合、年会費550円かかります。他社には楽天カードと同様に年会費無料で、ETCカード発行料や年会費が無料のカードがあります。

なお、楽天カードの中でも、楽天ゴールドカード以上のステータスの会員は無料です。

楽天カードのデメリットが解消されるクレジットカード3選

楽天カードには、ポイントの使い勝手の悪さ、公共料金のポイント還元率が下がる、コンタクトセンターが有料などのデメリットがあります。そこで、楽天カードのデメリットを解消される、おすすめなクレジットカードを紹介します。

1. 三井住友カード(NL)

2. JCBカードW plus L

3. イオンカード

三井住友カード(NL)|貯めたポイントを無駄にしない

三井住友カード(NL) 基本情報詳細
年会費無料
限度額100万円
貯まるポイントVポイント
ポイント還元率1%
国際ブランドVisa, MasterCard
付帯機能タッチ決済
付帯カード家族カード、ETCカード
三井住友カード(NL) 基本情報

三井住友カード(NL)は、年会費無料で発行できるうえに、ポイント還元率も1%と楽天カードと同等に高水準です。

さらに、対象のコンビニや飲食店でのカード現物でのタッチ決済で5%ポイント還元、スマホからのタッチ決済であれば7%還元になる点が最大の魅力です。セブン、ローソン、マクドナルド、すき家を頻繁には特におすすめです。

他にも、三井住友カード(NL)の魅力は、貯めたポイントの汎用性が高いことにあります。

アプリを使ってポイントの利用方法を簡単に選べるので、ポイントを無駄にする心配がありません。また、ポイントの使い道がない場合でも翌月以降のカードの支払いにポイントを利用できます

「貯めたポイントを忘れて何度も失効させてしまう・・・」とお悩みの方には以下のボタンから申し込みましょう!

JCBカードW plus L|公共料金も還元率1.0%

JCBカードW plus L 基本情報詳細
年会費無料
限度額500万円
貯まるポイントVOki Dokiポイント
ポイント還元率1%
国際ブランドVisa, MasterCard
付帯機能タッチ決済
付帯カード家族カード、ETCカード、QUICPay
JCBカードW plus L 基本情報

JCBカードW plus Lは、39歳以下限定で発行できて基本還元率が1.0%と楽天と同様の高還元率のカードです。さらに、JCBカードW plus LではAmazonの2%還元スタバなど一部店舗は最大11%還元になります。楽天市場よりAmazonの利用頻度が高い人はJCBカードW plus Lがおすすめです。

また楽天カードはカード発行までに1週間以上かかりますが、JCBカードW plus Lは即日発行できます

公共料金は毎月バカにならない金額を支払ってますよね。JCBカードW plus Lは、公共料金の還元率が下がらず1.0%で楽天カードの5倍です。公共料金支払いでもお得にポイントを貯めたい方はボタンから申し込みましょう!

なお、「JCBカードW plus L」は「JCBカードW」に女性向け特典がついたカードです。女性向けの特典がついていても損することはないので、性別に関わらず「JCBカードW plus L」を選べば間違いありません。

イオンカード|ETCカードが無料

イオンカード(WAON一体型) _券面
イオンカード 基本情報詳細
年会費無料
限度額100万円
貯まるポイントWAON POINT, 電子マネーWAONポイント
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa, MasterCard, Visa
付帯機能タッチ決済
付帯カード家族カード、ETCカード(無料)
イオンカード 基本情報

イオンカードは基本還元率が0.5%と楽天カードと比べて低いですが、イオン系列店舗をよく利用する人であれば還元率1%以上で利用できるため、楽天カードよりお得なカードです。

また、楽天カードはETCカードの年会費550円がかかりますが、イオンカードはETCカードの年会費が無料です。楽天カードのポイント還元現率を1%、イオンカードのポイント還元率を0.5%とした場合、550円分のポイントを回収するには、利用額は550円/(0.1-0.05)=11万円以上利用する必要があります。クレジットカードの年間利用額が11万円より低くて、ETCカードの発行目当ての人にもおすすめです。

それでも楽天カードは顧客満足度No.1!メリット7点を解説 

楽天カードにはいくつかのデメリットもありますが、顧客満足度NO.1でクレジットカードの中でもトップクラスの人気を誇ります。なぜなら、デメリットを上回るメリットがあるためです。

ここでは、楽天カードが多くの人に選ばれているメリットを解説します。

年会費がずっと無料

楽天カードの年会費は永年無料です。ずっと持っていても、1年間で一度もカードを使わなかったときがあっても、年会費が発生することはありません。

何枚ものカードを使いこなしている人や、サブカードとして楽天カードを持っている人などにも高く評価されています。

高いポイント還元率

楽天カードのポイント還元率は他のカードと比べても非常に高いことが特徴です。通常の100円につき1ポイントでも、年会費無料のカードのなかでは高水準です。さらに、楽天市場では、現金支払いで1.5倍、楽天カードで支払うで3.5倍のポイントがもらえます。普段の買い物で楽天カードを使えば、どんどんポイントが貯まっていきます。

楽天の他のサービスと合わせてさらにお得

楽天カードには、楽天の他のサービスと合わせて利用するとポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアップ)プログラムがあります。SPUはエントリーなど不要で、以下の対象サービス一覧を利用すると最大17倍の脅威の還元率になります。

  • 楽天モバイル
  • 楽天モバイルキャリア決済
  • Rakuten Turbo/楽天ひかり
  • 楽天銀行
  • 楽天証券
    • 投資信託
    • 米国株式
  • 楽天ウォレット
  • 楽天電気
  • 楽天トラベル
  • 楽天ブックス
  • 楽天Kobo
  • Rakuten Pasha
  • Rakuten Fashionアプリ
  • 楽天ビューティ

楽天経済圏のサービスで固めると、ポイント還元率がさらにアップしてさらにお得になります!

楽天ポイントが使いやすい

楽天カードで貯まる楽天ポイントは、使いやすいことも満足度が高い要因です。楽天ポイントは、楽天グループで1ポイント1円から使うことができます。また、楽天Edy、楽天ペイ、提携店舗での利用、毎月のカードの支払いにも利用できます。

楽天ポイントの使い道が豊富で汎用性の高いため、貯まったポイントを無駄にせず使えるところも楽天カードが人気の理由です。

豊富なデザイン

楽天カードはデザインの種類が豊富です。シンプルなものから、お買い物パンダやディズニー、YOSHIKI、FCバルセロナ、楽天イーグルス、神戸ヴィッセルなど、たくさんのデザインの中からお気に入りの一枚を選ぶことができます。

「どんなデザインがあるの?」と気になった方は、公式サイトの「クレジットカードのデザイン一覧」をチェックしてみましょう!

海外旅行傷害保険が付帯

楽天カードには海外旅行傷害保険が無料で付帯します。

旅行代金や航空券、パックツアーなどを楽天カードで支払うだけで、最高で2,000万円の補償を受けることができます。補償は出国から3か月後まで続くので安心です。

旅行代金の支払いは忘れずに楽天カードで支払いましょう。

便利な楽天Edyがお得に使える

楽天カードではプリペイド式電子マネーの楽天Edyが利用できます。楽天Edyは支払端末にかざすだけで素早く支払いができます。楽天カードからチャージすると200円ごとに1ポイントが貯まり、楽天Edyの利用でも200円ごとに1ポイントが貯まるので、ポイントが2倍になります。チャージして使うだけでお得です。

楽天カードはこんな人におすすめ!

楽天カードには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。ライフスタイルやクレジットカードの利用シーンで、楽天カードの向き不向きが変わります。ここでは、楽天カードが特におすすめの人たちを解説します。

楽天経済圏の人

楽天カードはSPUの恩恵で、楽天グループサービスを利用するほど、他のクレジットカードよりもお得になります

年会費もかからないため、一つでも楽天グループのサービスを利用しているなら、作っておくと間違いありません。

楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にするだけでもポイントがアップするので、簡単にSPUの恩恵を受けることができます。

楽天Edyを利用する人

楽天カードは、楽天Edyを利用する人にもおすすめです楽天カードでチャージすると、Edyを使う時もチャージする時もポイントが貯まり2倍の恩恵を受けられるためです。

楽天カードには、Edy機能がついた一体型クレジットカードもあります。Edy機能付き楽天カードならオートチャージも可能。オートチャージを設定しておけば、Edyの残高が一定以下になると自動でチャージしてくれるので便利です。

楽天Edyは、コンビニ、スーパー、飲食店などの全国78万か所以上で使用可能です。手元に現金がなくても携帯をかざすだけでスマートな支払いができます。

ポイント還元率重視の人

楽天カードはポイント還元率重視で、クレジットカードでどんどんポイントを貯めたい人におすすめです。なぜなら、基本還元率が年会費無料のカードの中でも高水準だからです。また、上述のSPUや、期間限定のキャンペーンで高い還元率がさらにアップします。

期間限定のキャンペーンは、楽天お買い物、マラソンワンダフルデー、楽天イーグルスやFCバルセロナ、ヴィッセル神戸が試合で勝った日などの様々なキャンペーンが開催されています。

また、提携店舗が豊富な点も見逃せません。楽天カードを提示するだけでポイントが貯まるため、日々の買い物でコツコツとポイントを獲得できます。

貯まったポイントは1ポイント1円から使えて、使い道にも困りません。

通常の楽天カードよりも豪華な楽天カード

楽天カードには一般カードにもさらに特典が充実したステータスの高いカードがあります。ここでは、2種類のカードを紹介していきます。

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカードの券面
楽天ゴールドカード 基本情報詳細
年会費2,200円(税込み)
限度額200万円
貯まるポイント楽天ポイント
ポイント還元率1%
国際ブランドVisa, MasterCard, JCB, Amex
付帯機能楽天Edy
付帯カード家族カード、ETCカード
楽天ゴールドカード 基本情報

楽天ゴールドカードは、一般カードよりも充実したサービスを受けることができます。年会費は税込2,200円とゴールドカードの中ではお手頃で、ETCカードの年会費も無料です。

利用限度額は最高200万円で、国内外の主要空港ラウンジを年2回まで無料で利用できます。さらに、世界38拠点のトラベルデスクも無料で利用可能です。

誕生日月にはポイントが1倍アップし、海外旅行傷害保険も最高2,000万円まで補償されます。

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードの券面
楽天プレミアムカード 基本情報詳細
年会費11,000円(税込み)
限度額300万円
貯まるポイント楽天ポイント
ポイント還元率1%
国際ブランドVisa, MasterCard, JCB, Amex
付帯機能楽天Edy
付帯カード家族カード、ETCカード
楽天プレミアムカード 基本情報

楽天ゴールドカードさらに充実したサービスを求める方には、楽天プレミアムカードがおすすめです。年会費は税込11,000円ですが、その価値は十分にあります。

特に旅行に関する特典が充実していて、プライオリティ・パスが無料で発行されて、世界148か国の600以上の空港ラウンジや国内主要空港のラウンジが利用可能です。

また、世界38拠点のトラベルデスクでのサービスも受けられるため、海外旅行でのホテルやレストランの手配、トラブル対応なども任せることができます。

さらに、最高5,000万円までの海外旅行傷害保険や、国内旅行傷害保険、最高330万円の動産総合保険も付帯されています。

楽天カードを申し込む前に確認したい注意点

楽天カードを申し込む前に知っておきたい注意点をお伝えします。

2枚持ちには組み合わせに制限がある

楽天カードの2枚持ちは、1枚目のカードの券種によって以下の制限があります。

1枚目の券種2枚の発行の可否
楽天銀行カード
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天カード アカデミー
発行不可
ピンクカード
ゴールドカード
プレミアムカード
一部の券種発行不可
一般の楽天カード発行可能

ピンクカード、ゴールドカード、プレミアムカードで2枚目を発行できない券種の詳細は、公式サイトのよくある質問をチェックしてくださいね。

2枚持ちを考えている方は、2枚持ちできる券種の組み合わせは事前にチェックしておきましょう。

旅行傷害保険はパッケージツアーに限られる

楽天カードの旅行傷害保険は、募集型企画旅行(パッケージツアーやパック旅行)に限られ、さらに出国前に料金を支払う必要があります。

楽天公式サイトでは募集型企画旅行は以下のように説明されています。

旅行会社が旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地および日程、旅行者が提供を受けることができる運送又は宿泊のサービス内容並びに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行をいいます。詳しくは旅行代理店にご確認ください。

楽天カードでの支払いが必須であること、パックツアーやパッケージツアーに縛られず自由に観光したい方は注意が必要です。

デメリットを許容できる人には楽天カードはおすすめ

紹介した通り、楽天カードにはいくつかデメリットがありますが、楽天カードはポイント還元率が高く、総合的なサービスは優れています。この記事でデメリットがメリットを上回ると感じた人は、以下のボタンで楽天カードを申し込みましょう。

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この記事を書いた人

クレカタウン編集部員

クレジットカードのプロ「クレカタウン編集部員」です!様々な角度からクレジットカードを徹底解説します。

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